ダイエット ミネラル

マグネシウムを使ったダイエット方法(ストレスを感じている人へ)

こんにちは!パーソナルトレーナーの羽田野です。

本日は羽田野が超オススメなミネラルの一つ

マグネシウムについてお話します。

ダイエットには欠かせない、栄養素になっているので是非ともご覧ください。

 

こんな方におすすめ

  • ストレスが多く痩せずらい
  • ダイエット中に海藻や豆類を食べない人
  • マグネシウムの効果を知りたい

この記事の作者

〇パーソナルジムトレーナの羽田野
(ツイッター@hatatrainer)
〇450人以上ダイエット指導、食事指導
〇合格率10%〜30%の難関資格 アスレティックトレーナー
〇柔道整復師
〇指導歴 8年

 

マグネシウムは代謝を調節している約400の酵素に含まれており、体の中でも重要な役割を持っています。

マグネシウムは、海藻、豆、さつまいもなどに含まれています。

飲み物では、硬水にマグネシウムが含まれており、日本の水はほとんどが軟水で、日常で、マグネシウムを意識して摂取しないと

不足しがちな栄養素です。

 

ダイエット中に、野菜を食べない人が中にはいますが、海藻や豆類を食べないと

痩せずらくなってしまうので、是非ともこの記事を読んで

食べるようにして頂きたいです!

 

それでは、ゆっくりとご覧ください


目次

ダイエット効果

 

マグネシウムの働きとして、

ダイエット効果があるもしれません。

マグネシウムを500㎎~600㎎をサプリメントで摂取し、少なくとも4週間ほど経過を見ると

肥満の指標となる、

①コレステロール値低下

②悪玉コレステロール低下

③善玉コレステロール値の向上

④糖質の処理能力の向上
(インスリン抵抗性の改善)

が確認されています。

マグネシウム ダイエット

 

具体的な実験は

①クエン酸マグネシウムを500㎎の4週間与えると、インスリン感受性(血液中に流れる、糖分を早くする筋肉に入れて処理する能力)が良くなります。

②マグネシウムを600㎎を6週間摂取し、生活習慣を直すと、コレステロールの低下、悪玉コレステロールの低下がみられ、善玉コレステロールの数値が良くなった。

③マグネシウムの経口摂取で6か月経過観察をして 空腹時血糖値、インスリン抵抗性の改善が優位にみられた。 

 


ダイエットの効果の1つである

糖質の処理能力の向上
(インスリン抵抗性の改善)

この内容は重要で、

糖質の処理能力がアップすると、ダイエットのリバウンドもしずらくなり、痩せやすくなる。

いわゆる「痩せやすい体」になります。

人間は血糖値が高くなると、体脂肪を合成しやすくなり、太ってしまいます。

いかに、早く血液中の糖質を処理するかが、ダイエットやリバウンド防止にかかっています。

インスリン抵抗性

 

糖尿病の25%の人はマグネシウム不足とも言われています。

 


またマグネシウムは、

糖分や脂質などから作られる、エネルギー生成するのに欠かせない栄養素です。

マグネシウムがないと、筋肉や脳へエネルギーを素早く供給できなくなってしまいます。

働きとして、エネルギーを使いやすいように小さく切る際に、マグネシウムを使います。

 

上記のように、分解を助け、エネルギー生成に一役買っています。


リラックス効果

 

マグネシウムは力が入った筋肉を緩めるのに必要な栄養素です。

マグネシウム不足になると、筋肉は力が入りっぱなしで、肩こり・脚がつったりしてしまいます。

 

逆にカルシウムは筋肉に力を入れる作用があり、乳製品を好んで食べる人は

筋肉が凝りやすいといえるでしょう。

 

 

マグネシウムと睡眠の研究では、加齢によって、睡眠時間が短くなっている人が

マグネシウムを摂取すると、精神安定のホルモンの分泌量、睡眠の脳波が改善し、睡眠の質が改善するようです。

 

 

個人的な感想ですが、マグネシウムを摂取すると、悩みごとで寝れないという日が減り

不眠症気質だったのが、改善したので、寝れない人はオススメです!


病気のリスク低下

心疾患の予防

マグネシウムを150㎎~400㎎/日を摂取すると、重度の虚血性心臓疾患のリスクが22%低下し、

心臓の正常な動きをサポートしてくれます。

 

また、血圧の低下にも役立ているようです。

ただ、少ししか血圧が変化しないので、頼りすぎなようにしましょう。

 

 

炎症を抑える

マグネシウムが不足すると、炎症がひどくなります。

例えば、肌が弱い人は肌荒れや、かゆみが強くなってしまいます。

そこで

マグネシウムを250㎎ほど摂取すると、炎症が抑えられたという実験もありました。

 

マグネシウム 病気のリスク低下


体を作る

たんぱく質合成

マグネシウムはDNA(遺伝子)の合成を調節しているため、たんぱく質の合成を調節もしております。

つまり、筋肉を作る、肌を作るなどには必須な栄養素です。

 

 

骨を強くする

骨を作る働きをサポートしており、主に骨が減らないように体の中の調節を行っているようです。

研究の内容
〇水酸化マグネシウムを250㎎~750mgを摂取してもらい、6か月、18か月と経過観察すると、毎年骨密度が上昇した。
8歳~14歳の女性を対象に50名(マグネシウム300㎎/日 ¥を経口摂取すると、骨を分解するホルモンが減少した。

 

性ホルモン

〇塩化マグネシウムを経皮吸収させると、性ホルモンの材料の(DHEA)が増加したと報告があり

まだまだ研究の必要がありますが、念のために摂取していてもいいと思います!

 


摂取量

マグネシウムの摂取量は体重×6㎎~10㎎であれば、不足症状はないと報告がありました。

体重50㎏ マグネシウム300㎎~500㎎
体重60㎏ マグネシウム360㎎~600㎎
体重70㎏ マグネシウム420㎎~700㎎
体重80㎏ マグネシウム480㎎~800㎎
体重90㎏ マグネシウム540㎎~900㎎

マグネシウムは吸収率が20%~30%とかなり低く、実質の吸収できる量は少量になります。

食事でおおよそ200㎎前後は摂取はできているらしく、サプリメントを使用する際は、300㎎上限に摂取が推奨されています。

 

摂取量が多いと、下痢の症状が出るので、お腹が緩くなったら摂取量を減らすようにしましょう!

 

 

また別記事で記載しようと思いますが、マグネシウムはサプリメントで吸収するより

皮膚から吸収した方が吸収率が高いとも言われています。


まとめ

今回のマグネシウムの話しは以上です。

 

マグネシウムは、糖質制限の時に特に不足しやすい栄養素と言われており、

糖質制限中に肩こり、便秘、イライラ、胃痛、不眠、などの症状があり

痩せない!!!!!

とお悩みの方は是非とも取り入れてみてください!

 

 

参考論文

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