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姿勢の「なぜ?」がわかる 主働筋と拮抗筋で姿勢が変わる

こんにちは☺

札幌でパーソナルトレーナーとして活動している羽田野です

姿勢改善ストレッチ、脚痩せトレーニング、ヒップアップストレッチなど気になる内容が飛び交う中で

今回お伝えしたいのはこのテーマです。

姿勢のなぜ? 体のつくり 体のしくみ

 

この記事を読むと、なんでストレッチをすると脚痩せするのか?

筋トレをすると姿勢が良くなるのか?の基礎がわかる記事となっています。

 

こんな方におすすめ

  • なんで姿勢は乱れるの?
  • 姿勢のしくみを知りたい
  • 姿勢改善の考えを知りたい

この記事の作者

〇パーソナルジムトレーナの羽田野
(ツイッター@hatatrainer)
〇450人以上ダイエット指導、食事指導
〇合格率10%〜30%の難関資格 アスレティックトレーナー
〇柔道整復師
〇指導歴 8年

目次

主働筋(しゅどうきん)と拮抗筋(きっこうきん)とは

筋肉が縮んで(短くなって)関節運動が起こるとき、その関節運動の主として動く、筋肉のことを【主働筋】(しゅどうきん)といいます。

 

この主働筋と反対の動きをする筋肉が【拮抗筋】(きっこうきん)といいます。

 

関節運動は、必ず主働筋と拮抗筋がセットになって動きます。

 

 

例1 肘関節の動作

肘を曲げる動作で確認してみましょう。

主働筋である、上腕二頭筋が縮む(収縮)することによって、肘が曲がります。

 

拮抗筋である、上腕三頭筋が伸びる(弛緩)する必要があります。

 

注意ポイント

拮抗筋の上腕三頭筋が、緊張して固まっていると肘は曲がりません

 

肘の動作は、主動筋の縮む力(筋力) & 拮抗筋の伸び(柔軟性) の両方2つが無いと、肘はまがりません。

例2 膝関節の動作

膝を伸ばす動作で確認してみましょう。

主働筋である、もも前の大腿四頭筋が縮む(収縮)することによって、膝が伸びます。

 

拮抗筋である、もも裏のハムストリングスが伸びる(弛緩)する必要があります。

 

注意ポイント

拮抗筋のもも裏(ハムストリングス)が、緊張して固まっていると膝は伸びません

 

膝の動作も、主動筋の縮む力(筋力) & 拮抗筋の伸び(柔軟性) の両方2つが無いと、膝は伸ばせません。

 

ポイント

このように関節運動は「縮む(収縮する)」と「伸びる(弛緩する)」が必要である。

 

姿勢の捉え方

猫背、反り腰など悪い姿勢の判断として

先ほどの「主働筋(縮む)&拮抗筋(伸びる)」で考えると次のことを意味します。

姿勢の判断ポイント

①主働筋が縮みすぎている (言い換えると、柔軟性が低すぎる)

②拮抗筋が伸びすぎている(言い換えると、筋力が弱すぎる)

③その両方が起きている

例1猫背姿勢

猫背姿勢を例で確認します。

胸周辺の筋肉が縮むことによって、肩回りが前に引っ張られ、体が丸まってしまいます。

言い換えると、胸周辺の筋肉が固すぎて(柔軟性がなさすぎて)、体が丸まってしまいます。

 

拮抗筋の背中の筋肉が、伸びすぎてしまって、背中が伸びて、体が丸まってしまいます。

言い換えると、背中の筋肉が弱すぎて(筋力がなさすぎて)、背中が丸くなってしまいます。

 

 

このように姿勢は「筋肉の筋力と柔軟性のアンバランス」によって発生します

 

筋肉のアンバランスによって悪い姿勢になっている。

それらを、改善することによって姿勢は改善できます。

まとめ

姿勢を改善したい場合は

〇縮んでいる筋肉は ストレッチ

〇伸びすぎている筋肉は トレーニング

この両方を実施することで姿勢改善はできます。

 

このことを理解していただけると、今後の姿勢の判断、改善方法を見つけ出すのが容易になると思います。

 

様々な姿勢改善や、脚痩せなどの情報が飛び交う中で、自分に何が必要か見極めて行動に移していきましょう!

 

 

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